Thank you for all

プリティでキュアキュアでオールスターズでDXな3を見に行きました。
隣の県まで
半年に一度の越境が恒例に(以下略)
も、もう行かないから! 本当にこれっきりにするから!
……半年後くらいに前言撤回してるような気がしないでもありません。

祖母の死やら震災やらメインPC故障やらで、思いっきり気持ちが沈んでおり、
見に行こうかどうしようか、正直、相当悩みました。
まぁ、震災については直接の被害を受けたわけではないのですが、
いまいち気持ちが晴れない原因の一つではあったわけで。
どうにも、なかなか見に行く気力が湧いてきませんでした。
ぴあ買った頃は楽しみにしていたのにさっ。
ほんの一月ほどで、世間様も、私自身も、ずいぶん状況が変わってしまいました。

それでも、なんとか気力を奮い起こして見に行くと、やはり行ってよかったと思うのです。
例年にも増してバトってバトってバトるだけな素敵映画だったんですけども、
それがいいというか、それで元気をもらえたというか。
小難しい理屈なんかいらねえぜ! 痛快なアクションものの、なんと力強く、心躍ることか。
文字通り腕力で(以下自主規制)

ぴあのインタビューで触れられていたことですが、偶然にも、DX1が「出会い」を、
DX2が「成長」「継承」を描いており、それを受けてのDX3は「旅立ち」がテーマ。
確かに、今までの集大成であり、また、これからに向けての第一歩といった印象を受けました。
シリーズ全体にとっての最終回ともいえる内容になっていたと思います。
例えるなら、プリキュアにとっての∀ガンダムといいますか。
今後、シリーズがどう展開していくかわかりませんが、最後にはココに戻って来る感じがしました。

非バンク必殺技の嵐、しかも、まさかのマーブルスクリュー新作画とか、
本気の東映は頭おかしいです。
DX1のときといい、黒白の格好良さがただごとではありません。まーっくすはーっ
前作で台詞が少なかった人も、ここぞとばかりに喋る喋る。
あなたのことですよ、かれんさんじゅうごさい。

おもしろいものを作ろう、という、プロの本気の仕事を見せられると、
こちらもがんばらなければいけない、と思わされます。
今現在、沈んでいる方や、元気のない方にこそ見ていただきたいデスね。
来海さんが安心の来海さんだったので、そちらがお望みの方にもオススメしておきます。